2015.04.28

メディア掲載

「gooスマホ部」にご掲載いただきました

家計簿アプリ「Dr.Wallet」、機能拡充で総資産管理も容易に  1 3    スマートフォンはgooスマホ部

 

株式会社BearTailが提供している家計簿アプリサービス「最も入力が簡単な無料家計簿・資産管理アプリ[ドクターウォレット]」のサービスについて、弊社代表取締役CEOの黒﨑賢一がインタビューにお答えしている模様を「gooスマホ部」にてご掲載いただきました。

 

家計簿アプリ「Dr.Wallet」、機能拡充で総資産管理も容易に

 

レシートの入力を人力で代行するユニークさが武器の「Dr.Wallet」。新生活!アプリで始める新しいこと特集でも取り上げた同アプリで、利用者目線でのカイゼンを着実に行い「一生使えるお金管理サービスの構築を目指す」という、配信会社・BearTailの黒崎賢一代表取締役CEOにお話をうかがいました。

 

――4月に大幅なアップデートが行われましたが、どのような内容でしょうか。

 

約1,300の金融機関と提携し、金融口座との連携機能を拡充しました。連携の登録をしておけば、銀行の口座残高やクレジットカードの利用だけでなく、FXや投資信託などの状況もDr.Walletの中だけでワンストップで確認することができます。

 

以前からレシートを撮って明細をデータ化する家計管理、現金管理はしやすかったのですが、カードなどの利用明細を自動で取得できるようになったため、家計だけでなく総資産の管理に役立てると思います。

 

金融機関には電子マネー、マイレージなどのポイント、アマゾンなどの通販も含まれています。メガバンクを中心に、各口座間の振り替えも自動的に認識できるようになりました。

 

振り替えはこれからほかの金融機関にも広げる予定で、夏くらいまでには借り入れ情報にも対応できるようにしていきたいと思っています。
また、24日に発売になったApple Watchにも対応しており、収支や各口座の残高表示も可能になっています。

 

――レシートの撮影で自動的にデータ化されるアプリが多いなか、なぜ人力での入力なのですか。

 

機械文字認識(OCR)家計簿をつけるのは時間がかかるし、めんどうくさいという意見が多いです。自動登録はどうしても認識精度が劣り、結局スマホ上で手入力し直すことも少なくない。とにかく簡単に、もっとも負荷を少なく、という点に照準をあてた結果、機械と人間の力を使おう融合させよう、という答えにたどりつに辿り着きました。

 

Dr.Walletで撮影すると約1,000人のオペレータが、ユーザーの代わりにレシートを代行入力します。個人向けに無料で入力代行を提供しているのは、世界でも当社のみではないでしょうか。撮って送って待つだけで、きれいな家計簿が届きます。

 

――オペレータへのチェック体制はどのように?

 

明細の間違いを極力排除するため、1件の仕事を2人へ発注し、同じ答えが返ってきたらユーザへ戻しています。また、1枚のレシートを電話番号や店名、品名など複数のパーツへ分解し、それぞれ別のオペレータへ割り振ることで、どの商品を誰が買ったのかはもちろん、どの商品を買った人が他にどんなの商品を買ったのかすら、わからないようにして、個人情報を厳重に保護しています。

 

――カード払いと分かるように撮影したレシートが「現金支出」の明細として戻ってきたのですが。

 

レシートを送信するとすべての支出は、いったん「現金」として認識されるようにしていますになっているんです。なぜなら、クレジットその理由は、カード会社で利用状況が確定されるまでの間に、タイムラグがあるためです。
クレジットカードカード会社との口座連携をしていると、そのカードの利用明細を自動で取り込みますが、状況が確定し何月何日のいくらこの情報が、という明細がDr.Walletに既に取り込まれているレシートの中のもの情報と一致したら、自動的に重複を検出して1つの明細として処理されます。そのタイミングで、「現金支出」として入った情報が「カード支出」に自動的に変換されるのです。

 

社内では“ダブりクラスター”なんて呼んでいますが、ダブりを認識して二重支出にならないように、明細をまとめる機能を搭載しています。4月のアップデートでも改善した機能なのですが、細かい部分を作りこめばお金管理は楽になりますから。ぼく自身もズボラなので、情報が重複してな、手直しを直するのがいやなんですよ(笑)。自動で支出データを放り込むだけで、システムが賢く自動で認識してくれて、1つにまとまってくれたら便利だなと思って。

 

ほかにも支出カテゴリーの選択など、ユーザごとにアプリが修正の学習をしていくようになっています。たとえばコンビニでの買い物を、「外食」とするか「食費」とするか。ひとによって違うカテゴリーにしたいものですよね。1回自分好みに修正を買い物したら、次回以降の似た支出は、そのカテゴリーに自動的にふられるようになります。

 

――想定しているユーザ層は?

 

特に利用をおすすめしたいのは、時間がなかったりズボラだったりするけれどお金の管理に迫られている!という人。たとえば共働きで子供が生まれたばかり、といった場合など、家計簿をまとめて冊子で管理する時間なんてとれないですよね。それが口座連携しておけば、週に1回たまったレシートをまとめて撮って放り込むだけで、家計簿としてきれいに処理されて戻ってくる。家庭のお金の流れが見える化されるのです。

 

――今後の展望を聞かせてください。

 

社名のBearTail=くまの尻尾は、こぐま座の尻尾の先端にある星、北極星が由来です。旅人の道しるべであった北極星のように、会社のビジョンとして「社会の道しるべを示す」ことを掲げています。お金や資産管理は、生涯離れられないもの。そこをサポートできたら、人生で長く使われるサービスを生み出すことができると考えました。開始から1年半経って、現在のユーザ数は100万人弱、最近は特に増加ペースが加速しています。社会生活に役立つ国民的なサービスの構築を目指し、まずはユーザ数1,000万人を目標にしています。

 

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